フォギーもどき

カール・フォガティ。

今年(2003)グランプリにドゥカティが帰ってきた。いきなりのハイポテンシャルで既にトップ争いを演じている。すごい。これはやっぱりSBK(※)の勢いをうまくもちこんだんやろか。

1990年代のSBKタイトルはドゥカティ一色。なかでもフォギーの強さは圧巻で94,95,98,99と4度のタイトルを獲得しており、彼を中心にSBKは動いていた。

クラシカルなフレームにL型ツインエンジンで何故こんなに勝てるのか?やっぱりモーターサイクルってバランスの乗り物なのだ。あらゆる意味で。

今回のもどきは、フォギーの”あご”で曲がるようなエラそーな感じを出したかったんですが、どうでしょう?バイクの方は916の美しさが以外に出て思ったより良い感じ。GPマシンの”デスモ・セディチ”は、やっぱりマイク・ヘイルウッドもどきを造ってからやな(まだ言うてます)。

※SBK
ワールドスーパーバイク選手権のこと。GPと違って基本的にマシンは市販車ベース。なにかと厳しいレギュレーションの中で世界を転戦している、もうひとつの二輪トップカテゴリ。コーナーでの突っ込み合いが異常に激しく面白い。