TADYもどき
岡田 忠之 1989〜1991年の三年連続全日本250ccチャンピオン。そして1993年から世界へと活躍の場を広げWGP250で大暴れしたTADYこと岡田忠之選手。その後最高峰クラスであるWGP500へとステップアップしさらに大暴れ。結果、日本人最多の通算4勝をあげる。1997年にはなんと総合ランキング二位まで昇り詰めた、すんごいライダーである。 で、今回は最高峰500ccクラスにステップアップした年、1996年のTADYをもどきにしてみた。 当時の500ccクラスは4気筒のモンスターマシンが主流だったのだが、この年彼に与えられたマシンは2気筒のNSR500V。一見250cc?と見紛うコンパクトなマシンは後に市販化して500ccを盛り上げたろーというホンダの意欲的な開発マシンだった。・・・よね? けれどもパワーでは4気筒勢に明らかに劣るやろし開発しながらの参戦やしって、結構ネガティブな参戦になっちゃうのかな?・・いやいや。 TADYは速かった! あらゆるコーナーで見せる強烈な旋回!時折ウィリーしながらもライバル達を蹴散らす!!これぞ二輪ロードレースの醍醐味!!! なによりめちゃめちゃ楽しそうに走るものだから。ああ、この人500ccが楽しくて仕方無いんやわーって思わず顔がほころんだものです。 ああっ もう一回見たいな。 今は監督されていますが、まだまだ走って欲しいなぁ、と私常々思って居ります。というわけで・・・
|
|