辻やんもどき

辻本 聡！

今年もデイトナの季節がやってまいりましたねぇ。辻やん・・・・「ポップ吉村伝説」富樫ヨーコ著。の表紙の人です。（どんな紹介や！）

1985年ヨシムラ入り。おやじさんの「まあ、がんばれや。チャンピオンでも取れればデイトナでも連れて行ってやるから」という何気ない一言を聞き逃さなかった彼は、同年ＴＴ−Ｆ１クラスで堂々のチャンピオン獲得。夢のまた夢だったデイトナ出場を自らの手で引きずり寄せた！

そして1986年デイトナ２００マイルレース！エディ・ローソン、ウェイン・レイニー、ケヴィン・シュワンツ・・・と後の世界ＧＰ王者と対等に渡り合う辻やん、しかし非情にもマシントラブルでリタイアを余儀なくされる。このままじゃ終わらせない。

アメリカで更に一皮剥けた？彼は1986年シーズン、鈴鹿８耐３位入賞、ＴＴ−Ｆ１クラス連続チャンピオン獲得と文句のつけようの無い結果で終える。

1987年、夢の地だったデイトナに彼は再び帰ってきた。そしてなんと２位入賞という偉大な記録を残す・・・。その他書ききれないほどの武勇伝は、どうぞ彼のホームページ、もしくは「ポップ吉村伝説」で。現在はバイクショップＭＯＴＯを経営されながら、モータースポーツの楽しさを伝えていく活動を幅広く展開されています。

”もどき”は1986年デイトナ。故加藤昇平が1978年にデイトナで着ていたのと同じ日の丸デザインのレザースーツ。夢を背負った・・・粘土です。