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高橋 裕紀もどき

期待の新星。

高橋裕紀、2000年全日本選手権GP125クラス参戦、翌2001年はランキング2位。2002年250ccにステップアップしルーキーオブザイヤーを獲得。若干19歳のライダーであるが、ワイルドカードで参戦した2002パシフィックGPで見事3位表彰台を獲得、現在のところ日本人最年少記録だそうだ。

彼もまた、最近の日本人ライダーの多数がそうであるようにポケバイからミニバイク、125、250と徐々に排気量を上げていった。ポケバイ育ちのライダーに見られる典型的なライディングフォーム、身体のハングオフを大きくして、マシンのイン側へ全身を入れるフォーム、彼はまさにその究極体のような感じ。

コーナリングスピードを突き詰めると、バンク角が限界になる。身体をさらにインへ放り込むことでコーナリングスピードをプラスする。普通身体がマシンから離れるのでマシンコントロールは難しくなり、転倒の危険性が高まるが、彼はそこがスムーズ。

まだまだ学ぶことは多いのだろうが、世界が彼を迎えに来る日はそう遠くないのかもしれない。・・・格好つけすぎ?(笑)。

で、”もどき”ですね(汗)。結構入魂なんですが、写真ではナカナカわからんな。マシンのカラーグラデーション鮮やかなんですよ、生(なま)は!そして”ほとんど落っこちている(by shine☆)”ライディングフォーム。もちろんアウト側からは顔が見えません(笑)。そこがよく出来た。