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2002鈴鹿8Hの大治郎もどき

日本の夏最大のバイクイベント
鈴鹿8時間耐久レース。

加藤大治郎選手の鈴鹿8H初参戦は
1994年までさかのぼる。
当時高校生だった大治郎選手は
大ベテランの辻本聡選手とペアを組み
身長差、年齢差など
なにからなにまで「凸凹コンビ」
と話題になった。
そのレースはスタート直後の炎上事故
で赤旗中断という荒れた展開となり、
注目の凸凹コンビのレースも
その事故に巻き込まれる形であっけなく
幕を降ろした。
その後も大治郎選手の鈴鹿8H挑戦は
続くが、過酷な耐久レースである。
度重なるアクシデントで表彰台は遠かった。

初挑戦から6年を経過した2000年、
先輩宇川徹選手とのWGP250コンビで
大接戦の末についに念願の優勝を遂げた。

小柄な250ccライダーであった大治郎
「大きなバイクでも速い。」
それは鈴鹿8Hへの彼の挑戦の記録が
証明したといえる。

2002年、彼はWGPの最高峰クラスの
ライダーとなっていた。
コーリン・エドワーズ選手と組んだ
その年の鈴鹿8H、通常より少ない
6回ピットインというホンダの大胆な
作戦を完璧にこなし、堂々優勝してみせる。


そして感動の
スタンディング・ウィニング
ラーン!



大治郎選手はスタンディングポーズも
がっちりニーグリップしていてクールだね!



そんなもどき。






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