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エディー・ローソンもどき

ステディ・エディと呼ばれた男

やっと完成いたしました、ステディもどき。
84、86、88年と三度ヤマハでGP500のワールドタイトルを獲得、そしてなんと翌年89年、突然ホンダに乗り換えて再度タイトル獲得しちゃったという・・・どうなってるの?ライダーです。

ケニーロバーツからヤマハのエースを受継いだ理論派ライダーで、レース戦術において完成形だったんじゃないでしょうか?一つのレースに限らずシーズンを通しての哲学みたいのがあって、予選ではポールを狙うことなく淡々と決勝に向けてのセッティング出しを行う。そして迎えた決勝レースでは必ず予選タイムを上回る。決して無理はせず、そのとき出来上がったマシンで最良の結果を残す。常に冷静な彼を人は

ステディ・エディと呼んだ。

でも晩年(っていまも元気やけど)の彼はすこし違ってたと言われます。91年苦戦するとわかっていながら戦闘力の無いカジバへ移籍して、遅いマシンを速くしようと懸命に開発した。予選からガムシャラにアタックを仕掛けた。そして92年のハンガリーGPでカジバのマシンで表彰台の頂点に上りつめて、彼は引退しました。私はそんな生き生きしたローソンが好き。

引退後、アーブと組めるなら復帰しようかな、なんて言ってたあたりGPレースが本当に好きだったんでしょうね。

で、この”もどき”。86年のYZR&ローソンです。なかなかポーズも決まってちょっと自己満足。